[今更]AppleWatch Series8をレビュー

[今更]AppleWatch Series8をレビュー

初めてのAppleWatchという題名で書こうかと考えていましたが、大学時代にSeries3を使っていたことを思い出しました。FeliCaが使える初のAppleWatchとのことで、部活の合宿前に秋葉原で調達して速攻Suicaをセットアップし、秋葉原から越後湯沢に向かったのを思い出します。

当時は最新だったiPhone8も次期iOS17からサポートされなくなると聞いて悲しい限りです。

当時の構成

購入

近くのビックカメラで購入しました。当初、Series7が展示品で割引販売されていたのですが、価格が定められておらず購入できませんでした。せっかく買いに来たので、1万円差で新しいほうを変えるのであればということで購入。

ポイントとしては、Apple製品のため還元率は低く1000ポイント程度付与されました。

購入に際してコーティングを勧められたが、施工せずフィルムをポイントで購入しました。ウェアラブルデバイスなので、物理的に1枚覆っておいたほうが安心します。

モデル

購入したのは、以下のモデルです。

41mm/45mm 41mm
GPS/セルラー GPS
ミッドナイト
素材 アルミニウム

41mm? or 45mm?

私は、手首部分が細いため大きいと位置が定まらず、センサーがうまく動作しないと考え小さいほうを選びました。しかし、昔のSeries3では大きいほうが42mmだったことを考えると年々大型化されている点に疑問を感じます。ウェアラブルデバイスは小さく進化していくものではないのか?という常識さえ考えさせられます。

GPS? or セルラー?

セルラーのほうが便利であることは重々承知ですが、そこまで機能が必要ないと感じたためGPSモデルにしました。通知の受け取りと、ポモドーロテクニックの時計として利用することを主と考えていた結果です。

Series7? or Series8?

そこまで違いもないですし、Series7だけの緑が欲しいのであればSeries7でもいいかなと思います。違いについては以下の通りです。

機能 Series7 Series8
皮膚温度センサー ×
衝突事故検出 ×
パワフルなモーションセンサー ×

しかし、今更買うのであれば新しいほうがいいと思います。WatchOS10のページにSeries8以降もしくはウルトラで搭載されているセンサーでしか使えないAPIが追加される旨記載があります。

watchOS 10プレビュー
より多くの情報を一目で見られるように生まれ変わるアプリ。サイクリングを計測したり、記録するための先進的な方法。watchOS 10なら、できることはたくさん。心と目の健康への理解を深めることもできます。
ワークアウトAPI。
Apple Watch UltraとApple Watch Series 8は、一段とパワフルなモーションセンサーを搭載。方向や加速度の急な変化を検知できるので、デベロッパのみなさんはゴルフやテニスなどスポーツを使って新しい体験を生み出せます。TrainingPeaksなどの人気プラットフォームは、あなたが作成するワークアウトをワークアウトアプリに直接インポートできるようになります。

イマイチ/Goodポイント

イマイチ

1. 充電

充電が独自機構である点がイマイチだと感じます。これは、初代から変わらずQiなどの一般的な無線充電規格ではないため独自の規格に応じた充電器が必要になります。旅行や帰省で必要なケーブルが1本必要になると、地味にストレスです。ウェアラブルデバイス用の充電規格を業界標準を作成してほしいところです。

2. 保護フィルム

表面のふちがカーブしており、貼り付けが難しいです。やはり、購入時に勧められたコーティングをするというのも一つの手段かなと感じました。

Good

1. ベゼルが細い

最初に購入したSeries3やSEモデルと比べると明らかにベゼルが細いことがわかります。個人的にベゼルは細いほうが良いと考えているため、この見た目は結構気に入っています。

また、輪郭という文字盤がこのベゼルの細さを際立たせてくれる最高の文字盤です。

2. アラーム

手首の振動でアラームが動作するため、起床時の負担が軽減されていると感じます。今までは大きなアラーム音で体を強制的に起こしていた感覚ですが、優しくトントンと起こされている感覚に変化しました。

Siriで手軽にアラーム/タイマーを設定できるため、料理や掃除でも活躍します。

3. ヘルスケア

明らかに運動を意識するようになりました。意外にも、普段の生活でリングを完成することはできてしまいます。しかし、デスクワークのためそれだけでは不十分と感じることが多々あります。

そこで、1週間のうちで半分は10,000歩を達成するなど、目標が達成できるているか計測することができるので助かっています。

4. ポモドーロテクニック

Flowというアプリを使って仕事や作業でポモドーロテクニックを活用しています。この手のアプリはいくつか存在しますが、機能が必要ではない=よりシンプルであることが大切という点から、このアプリを利用しています。

‎Flow - 勉強 集中 & ポモドーロタイマー
‎集中力と生産性を維持するためのシンプルな方法を活用している何十万人ものユーザーの仲間入りをしましょう!Flowを使えば、何事も成し遂げられます。 Flowは、タスクに取り組む、学校の勉強をする、あるいは一定時間気を散らさずに集中力を維持するために使える小規模でありながら強力なアプリです。Flowがあなたのワークフローを区切りの良いセクションに分割し、簡単に集中力を維持することができます。この方法は、集中力とモチベーションを高め、ストレスを軽減する効果があることが科学的に証明されています。ポモドーロタイマーを使うことで、生産性を大幅に向上させることができます。 Flowの活用方法……集中…

腕に通知が来るため、集中していても時間に気が付くことができます。また、休憩や作業の開始も自動的に始めるオプションがあるので、計測忘れを防ぐことができます。

5. スマートホーム

我が家では、リビングにNature Remo(ネイチャーリモ)を導入しているため、大半の家電は操作することができます。

以前はGoogleHomeから操作することを主としていましたが、うまく認識されない場合(寝起きなど)があるため、スマホからの操作を行っていました。

しかし、手元にスマホがない場合は多々あるため、不便に感じていました。

画面はいたってシンプルで、基本的には電源をつけるか消すかなので、わかりやすく使いやすいです。

最後に

後半、アプリなどAppleWatchに直接関係ない内容になってしまいました。

生活が便利になった実感があるので、買ってよかったと考えています。

Series7と8で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、今後のモーションセンサーにどれくらい期待できるかによって判断したほうがよさそうです。